交通事故後にこのような症状はありませんか？
- むち打ちがひどくズキズキした痛みがずっと続いている
- 首を動かすと痛みがあり、仕事中も集中できない
- 脚や腕など関節に痛みやだるさがある
- 気分が晴れず、やる気が起きない
- 頭痛、倦怠感、不眠のような症状に悩んでいる
むち打ちは「頚椎の捻挫」です。
自動車の追突、衝突、急停車等によって首が鞭のようにしなったために起こる症状を総称したものです。
事故後に整形外科へ行きレントゲンで見てもらい「特に異常はありません」と言われたあとも、痛みがなかなか引かず日常にも支障をきたす方は多いです。
強い衝撃が頚椎に加わることで、首や周辺の筋肉、神経が傷つき、上に述べたような症状があとあと出てくることがあります。
ですので、事故後何も症状がなくても治療を行うことが重要になってきます。
もし交通事故に遭ってしまったら？？
交通事故に遭った後の流れ
Step①
速やかに警察（110番）・救急（119番）へ連絡しましょう
加害者が警察に届けないと言っても、事故後のトラブルにつながるケースが多いため、きちんと通報しましょう。
Step②
加害者情報をきちんと確認しましょう
免許証の提示を求め、加害者の指名・住所を確認します。
その他にも、加害車両ナンバー・勤務先・保険会社（自賠責保険証・任意保険証の提示）をきちんと確認しておきましょう。
※事故の目撃者がいる場合は、後日証人が必要になる場合もあるので、氏名・住所・連絡先などを聞いておきましょう。
Step③
自分の保険会社に事故の連絡をしましょう
自分が乗っていた車の加入している保険会社に交通事故にあった事を連絡して下さい。
Step④
事故処理後、必ず医療機関（整骨院・整形外科）へ
交通事故の直後は興奮状態にあるため、痛みを感じなかったり、骨折に気づかなかったりするケースがあります。
痛みは、事故から数日後落ち着いた頃に発生することも多いです。たとえその日は何の症状が出なくても、受診しておいてください。
Step⑤
診断証明書を発行してもらう
交通事故の治療には医師の診断が必要です。（当院での、診断の場合『交通事故の治療を希望』とお伝えください。）
Step⑥
加害者側の保険会社と電話
保険会社へ連絡し、定期的に連絡を取りましょう。
※病院や整骨院に掛かった際に、保険会社が費用を負担してくれなくなるケースもあります。
当院では、各院にて転院手続きの方法をご案内しています。
慌てずに落ち着いた行動を
もし交通事故に遭ってしまったら、たいていの方が動揺され、何をどうすればいいのか判らないと思います。
特に初めて交通事故に遭った場合などは、どこに連絡すべきか、どんな手続きが必要なのか全くわからないのがほとんどです。
また事故直後は動揺していて、痛みがないケースも往々にしてあります。その場で示談をすませてしまい、後々後遺症を一人で抱えて苦しまれている患者様も少なくはありません。
一日も早く、元の健康な状態に近づけるためにも、早急に通院されることをお勧めいたします。
